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2017年の活動


12月14日 千葉県こども病院 今江年晶選手の訪問

12月14日 千葉県こども病院 今江年晶選手の訪問

 

今江選手は毎年忙しいスケジュールを縫ってこども病院を訪問してくださっています。
その今江選手と楽しい時間を過ごせるように、院内学級の先生と子どもたちはさまざまな準備をしてきました。
まず、子どもたちが今江選手を知るために、生年月日や背番号、ニックネームを調べた表をみんながわかるように廊下に貼り、訪問当日は「ようこそ 今江せんしゅ 4東へ」と紙に書いてプレイルームの壁に貼りました。
今江選手との交流会で、吸盤のついたボールでキャッチボールをしながら質問に答えるゲームをすると、「好きな芸人は誰ですか?」「奥さんの手料理で一番好きなお料理は何ですか?」と次々に質問され、照れながらもひとつひとつ言葉を選んで答えてくださり、誠実な人柄に感動しました。
プロ野球ファンのご両親は思いがけず今江選手に会えて大感激。そして、野球大好きな少年がうれしさいっぱいで言葉が出なくなってしまっても、今江選手はやさしい笑顔で返事を待っていました。
今江選手へのプレゼントは、パティシエ経験のある栄養科スタッフの協力で焼いたクッキーと、ご夫婦で使っていただけるように作った色違いの革製小銭入れです。クッキーと小銭入れのプレゼントを嬉しそうに受け取ってくださり、今江選手からはオリジナルクリスマスカードとグローブをいただきました。

子どもたちとの交流後は、寄付金の授与式を行いました。
ミルフィーユでは毎年今江選手から、「公式戦での1打点につき1万円」の寄付をいただいていて、昨年は楽天の宮城球場で授与式を行いまいたが、今年はこども病院訪問時にご寄付をいただきました。この寄付金は病棟内行事や退院後の支援活動のために使わせていただいており、ミルフィーユの活動の大きな支えとなっています。
入院中の子どもたちやご両親は日に焼けて大きな体の今江選手にお会いして、病気に立ち向かっていける勇気と励ましをいただくことができました。
お忙しい中、訪問してくださいましてありがとうございました。
これからも、楽天の今江選手を応援していきます! (文責 中島)


11月29日 千葉県子ども病院 大運動会

11月29日 千葉県子ども病院 大運動会

 

4東病棟恒例の運動会をしました。
昨年から、運動会をもっと楽しめるように、栄養科に協力していただいて、昼食は医師や看護師も子どもたちと一緒に食べています。
今日は運動会特別献立で、おにぎり、鶏のから揚げ、エビフライ、たまご焼き、ブロッコリー、くだものが電車のトレーに入ってきました。
おにぎりは自分で握れるように、鮭のほぐしと梅干しの具と、海苔が付いています。中学生の男子は唐揚げを具にして、みんなとは一味違うおにぎりを作りました。
子どもたちは思い思いのおにぎりを作り、パクリ!と口に入れると、みんな美味しい笑顔です。
みんなが同じ献立を食べるために、低脂肪食を食べている子のおかずは、材料や調理法を工夫してあります。鶏のから揚げは、皮を外したむね肉を漬け込んでからスチームオーブンで焼き、エビフライはフライパンであぶった生パン粉を、泡立てた卵白でつけてからオーブンで焼いています。唐揚げのとり肉はもも肉ではなくむね肉を使って、油で揚げずに焼いているのと、脂質の多い卵黄を使っていないため、脂質量が抑えられているのです。
たまご焼きも卵黄を減らし、梅干しも全員が食べられるように加熱してありました。
子どもたちは、医師や看護師とテーブルを囲み、医師も自分と同じ低脂肪食を食べているのを見て、とても嬉しそうでした。
栄養科のスタッフが、献立から調理まで快く協力してくださっているおかげで、こうして食事会ができます。
午後からいよいよ運動会の始まりです。
毎年病棟の廊下で行っていましたが、今年は車いすの子もいるので、1階の会議室が会場になりました。
天井には手描きの万国旗を飾り、院内学級の先生が音楽を流すと、運動会の雰囲気さながらです。
病棟スタッフ、院内学級の先生方はジャージとはちまきでやる気満々。子どもたちは大人以上にやる気満々です!
選手宣誓は小学1年生の男女二人が、袖ヶ浦養護学校の教頭先生の前で行いました。始まる前は、緊張して涙ぐむ女子を男子が励まし、本番で力を合わせて宣誓出来たときは、大きな拍手が起こりました。
院内学級の先生と医師がセーラー服やナース服など女装する競争、親子でカードに書いてある人を連れてくる借り物競争や個人では仮装をしてお菓子をとる競技、最後はチェッコリ玉入れをしました。
子どもたちは、競技のたびに勝って喜び、負けて悔しがり・・・ 最後に赤組が勝つと、白組はとても悔しがっていました。本気で取り組んだ証拠ですね。
昼食のお弁当から運動会まで、医師、病棟スタッフ、栄養科スタッフ、院内学級の先生がたが子どもたちのために準備して盛り上げてくださり、まさに、大運動会となりました!
子どもたちの笑顔を見て、親も励まされ、笑顔になることができます。
ほんとうにありがとうございました。(文責 中島)


11月24日 千葉大学医学部附属小児科 人形劇

11月24日 千葉大学医学部附属小児科 人形劇

 

前回6月に行った人形劇。約半年ぶりに行ってきました。
人形劇をしてくださるのは、船橋で子育て支援をされている団体の方々です。

今回は「かえるのはらはなぜおおきい」という昔話のパネルシアターと「「ばけくらべ」というやはり昔話の人形劇でした。
ばけくらべでは、キツネとタヌキのお父さんが今まで秘密にしていた「ばけ」を子供たちに教えるというお話。タヌキのお父さんは「茶釜」に化けますが。尻尾が出てしまう。子供に化け方を教えたらやはり子供も尻尾が出てしまいました!

始まる前は少し具合の悪そうなお友達もいましたが、お話が始まると、ニコニコ笑顔になりました。こどもの笑顔を見ると付き添いのお母さんもホッとしますね。
こども達の笑い声はみんなを元気にします。一緒に観賞した病棟スタッフ、ご家族みんな笑顔になれたひと時でした。(文責 飯田)


11月23日 第1回ミルフィーユ小児がん経験者の集い

11月23日 第1回ミルフィーユ小児がん経験者の集い

 

記念すべき第1回ミルフィーユ小児がん経験者の集いの会が、先日23日に開催されました。参加者は総勢27名と、多くの方々が参加されて、またお忙しい中、代表の井上さん、沖本先生もいらして下さり、多くの経験者にお声を掛けてくださいました。

第1回は自己紹介も兼ねて、今回は「実は〇〇です」というテーマを掲げ、突然カミングアウトしなければならないという、いきなり難易度の高いテーマで、1人ずつ発表していきました。悩まれた方も多かったのではないかと思いますが、皆さん、恥ずかしがらず、思い切って発表されていました。そこから会話が広がり、趣味や職業など多くの話題で盛り上がり、初めは静かな雰囲気でしたが、最後の方はとても賑わっていました。

初めてお会いする方、入院生活を共に過ごされた方など様々でしたが、皆さん各々が色々な思いを抱きながら、この会に参加されたのではないでしょうか。また、普段、友人や職場の人などには話せないことも、経験者同士だからこそ話せることもあったのではないでしょうか。

この第1回の小児がん経験者集いの会が、少しでも小児がん研究のお役に立てますように、そして、この交流会がさらにより素晴らしいものとなりますように、第2回、3回と続けていき、小児がん患者、経験者の明るい未来を切り開いて行って欲しいと心から願っています。(文責 池田)


11月8日 千葉県子ども病院 ハロウィン

11月8日 千葉県子ども病院 ハロウィン

 

予定より一週間遅れてハロウィンをしました!
なぜ遅くなってしまったのか、というと、感染予防のため、子どもたちは10日間ほど自分の部屋から出られなかったからです。
子どもたちが部屋から出られない期間は、遊びや食事も自室内で行い、廊下に出るのはトイレとお風呂の行き来のみとなります。その間病棟中は静まりかえっていましたから、子どもたちは今日のハロウィンをとても楽しみにしていました。
今日は病棟スタッフが一足先に、朝から仮装しての勤務です。
医師、看護師はじめスタッフ全員が、悪魔や魔女、カボチャなどハロウィンにちなんだ仮装や、テントウムシやピカチュウ、ウォーリー、アナとエルサなど思い思いの仮装で病棟中が賑やかな雰囲気になりました。
着ぐるみの医師は汗をかきながら頑張り、お昼にはカボチャの妖精?(栄養科科長)も登場して、子どもたちに食事を運んでくださいました。
昼食後、子どもたちは、手作りの黒いビニールマントとカボチャめがね、鬼の衣装を身につけたり、お姫様やミニオンになり、さあ、始まりです!
今年のハロウィンは退院した子のお父さんにバックミュージックをお願いしました。本格的なDJの腕前を持つお父さんの選曲で、全員がノリノリで廊下をパレードして、お部屋から出られないお友達にも会いにいきました。
その後、自分の写真つきのコウモリのカードを見つけてひとりずつお部屋に入り、ハロウィンの合い言葉"Trick or Treat (トリック オア トリート)"と言ってお菓子をもらいます。
このお菓子は、例年と同じように、食べたいお菓子をあらかじめ子どもたちから聞き取り、食事制限のある子は主治医や栄養科に種類と量を確認してから渡しています。子どもたちは、リクエストしたお菓子が届かないこともあると承知した上で受け取るのでトラブルはありません。
今年のハロウィンは子どもたちが少なく、時期も一週間遅れになったため盛り上がりが心配でしたが、病棟スタッフ全員が仕事中でも仮装をして、お父さんDJの楽しい音楽の協力もあり、とても盛り上がりました。
非日常である入院生活の中で、いつもと違う衣装を身につけて、制限食の中でも食べたいお菓子を食べる時間は、家庭での生活に戻れる楽しい時間になりました。(文責 中島)


11月8日 成田赤十字病院 ヘルシーポテトチップス作り

11月8日 成田赤十字病院 ヘルシーポテトチップス作り

 

成田赤十字病院のクリーンルームにお邪魔してきました。
カラフルに壁に描かれた、可愛い動物達もお出迎え。
食育も兼ねた、油を一切使わないヘルシーポテトチップス作り。
ジャガイモやサツマイモをスライスして、専用容器に並べてレンジで加熱。
油を使わないので、ポップコーン用のシーズニングパウダーを使います。
焼きあがったお芋たちを、袋に入れてフリフリ。一番人気は醤油バター味。

お外に出られない子供達、白魚のような透き通る手先で、ジャガイモの皮を 器用に剥き、きちんとジャガイモの芽まで取る姿に驚きました。

お母様方も、こんな便利なものあるんですねと。まるで市販品みたいと。

外泊出来たとき、退院したら、ご家族みんなで、是非作ってみてくださいと。(文責 高橋)


10月11日 こども病院 映画会

10月11日 こども病院 映画会

 

「SING」が観たい!というリクエストで、今日は映画会をしました。
初めて映画会に参加した子は、暗幕を張って暗くなったのがとてもうれしくて、ポップコーンのいい香りも加わり、「まだ始まらない?」と何度も聞いてきました。
動物たちが歌唱コンテストで精いっぱい自分の歌声で表現する場面では、迫力のある歌声とわくわくするようなリズムで、映画に入り込んでしまい、ついつい体がリズムをとってしまいました。
はじめは、音が出ず、やっと音が出るようになっても小さかったりと、アクシデントはありましたが最後まで集中して観ていました。
今回も脂質制限のある子はポップコーンの量を主治医や栄養科と確認し、低残渣食の子には、管理栄養士がポップコーンは食べられないことを説明して、食べられるおやつの中から選びました。
感染予防のため、治療中は大勢の人が集まる映画館には行けません。
ですから、非日常である病棟の中で、日常に近い映画館の気分で映画を観てほしいと考えています。
次回は何の映画を観ましょうか?
また、ポップコーンを食べながら映画館気分を楽しみましょうね!(文責 中島)


10月8日 第15回ハゼ釣り大会

10月8日 第15回ハゼ釣り大会

 

 今年で15回目のハゼ釣り大会です。途中、天候不良など、諸事情で開催できなかった年もありますが、ミルフィーユの前身である“菜の花会”の時から継続しています。
“ハゼ釣り大会”開催のきっかけは、支援の会設立の提案者のお一人で、現在も理事としていろいろお力を貸してくださる千葉県こども病院の沖本由理先生の“どうかしら?やってみない?“でした。今でこそ、キャンプをしたり、茶話会をしたりとドクターやナースとの病棟外での交流が珍しくない状況になってはいますが、当時はお世話になったドクターやナースと一緒に休日を過ごすなど、考えも及ばなかったので、その提案をいただいた時、とてもうれしいと感じたことを今でも覚えています。
 でも釣りをするには釣り竿や餌などそろえなければならないものがたくさんあり、それを会でそろえるには当時の“菜の花会”にはちょっと無理があったのですが、沖本先生ご一家の皆さんから全てプレゼントしていただきました。釣り道具がなくても参加ができるようになったのです。ここまで継続できたのもこのような応援があったからで、感謝の気持ちでいっぱいです。そのうえ、最近では病気を乗り越え、立派な社会人になった先輩たちも参加、協力をしてくれるようにもなりました。先輩の活躍ぶりを目の当たりに見ることも、家族にとっては大きな励ましになります。

 毎回、たくさんの患児・家族が集まります。長い入院生活を終え、元の生活に戻った子どもたちが、元気な顔を見せてくれます。あまり大きくなって誰だか分からない子どももいます。ご両親は久しぶりに会った仲間とおしゃべりをし、小さな子どもたちはシャボン玉や輪投げをして遊び、一緒にお弁当を食べて一日を過ごす、ある意味、同窓会のような一日になります。そして最後は表彰式。これまでの最高記録は78匹。毎回1,2,3等賞まで表彰します。
 でも今年は、前日までの雨の影響でしょうか?一等賞だけでした。それも1匹!残念!
それでも、お天気は良く、さわやかな風が吹き、皆でおしゃべりを楽しみ、楽しい一日であったことは例年と変わりませんでした。来年の豊漁を願って、皆、笑顔で「来年、またね!」と家路に向かいました。(文責 井上)


2017 J&Mキャンプに行ってきました

2017 J&Mキャンプに行ってきました

 

 今年で5回目のJ&Mキャンプ。5年も経つと、参加者のそれぞれが心身ともに大きく成長していて、甘えん坊だった子が優しい笑顔で小さな子どもの相手をしていたり、中学生になった子どもたちは、今度は企画からすべて自分たちでやるチャンスが欲しいと希望してきたりと、スタッフ一同、感激するばかりでした。
 今年はなんと台風までが参加する様子もあり、少し不安でしたが、施設を貸し切っていること、そして何度もお世話になっているために現地のスタッフの皆様とも息が合い、素敵なプログラムも考えてくださっているので、室内だけでも楽しくできるだろうと決行しました。おまけにミルフィーユのリーダーである井上は、過去に台風をそらせたこともある“超晴れ女”!大丈夫、雨なんか大したことない、お散歩もできると豪語し出発したのです。そうしたら、雨は霧雨程度、長靴を履き、カッパを着て森の中を散策しました。面白い虫を見つけてレンジャーさんにお話を聞かせてもらったり、蛇の抜け殻をみつけたり、山の木になる野生の実を食べたり、とても楽しい時間を過ごすことができました。夜は恒例のお楽しみ会。各グループで企画をし、発表するのです。スタッフも当然、何か発表しなければなりません。で、今年はというと、“ブルゾンちえみ”をまねて、“順天堂えくぼ”の会長、“ミルフィーユの”理事長、そして今回の校長先生“順天堂の藤村先生”が犠牲者?となり“ブルゾンちえみ”に扮しました。ミルフィーユの井上はウィズビーの二人になった寺田先生とスタッフ(経験者)の丸橋君に1時間、きっちり仕込まれ、汗びっしょりになって頑張りましたよ。写真を見てください。最終日はカラッと晴れ青空にくっきりと浮かび上がった富士山まで見ることができました。
有名な清里のソフトクリームもおいしかった!
 この施設の魅力のひとつは、お食事です。無農薬野菜をたっぷり使ったメニューで、農場で育てているジャージー牛の濃厚なミルクやバターやヨーグルトがふんだんに楽しめます。帰路のバスの中で、沖本先生が「どうだった?」と子どもたちに尋ねると、一斉に「楽しかった、また行きたい!」と叫んでいました。スタッフ一同、来年も頑張りますよ。皆さん、ぜひ、参加してください。来年は9月22日から24日です。(文責 井上)

毎年キャンプに参加されている中学生の方が、作文を書いて下さいました。

「キャンプを終えて」

9.16~9.18まで山梨県の清里という場所で順天堂親の会えくぼとミルフィールで小児がんを経験した人を対象としたキャンプが行われました。そこで今回、私が体験して学んだことを記します。
そもそも、私が今回のキャンプに行きたいと思ったわけは、私はこのキャンプに毎年来ているのもそうですが、自分の住む千葉県を出て体験することが出来る行事が好きだからです。実際、初めて行った時は、小児がんを経験した子が来るとは全く知りませんでした。ですから、初めて行ったときは私と同じで小児がんを体験した人や小児がんと闘っている人がいると考えたら、少しだけ不安と戸惑いが混ざったような気持ちでした。しかし、歳を重ねていくに連れて、考えが変わり、その気持ちは無くなっていくと共に「私の安心できる場所」になっていきました。
少し脱線してしまいました。話を戻します。今回は去年のキャンプの活動内容と比べ、少しだけ減ったのかなと思っています。原因は台風18号により、天候が優れなかったからです。しかし、小雨の時は皆レインコートを着て天候で気分が下がることなく、特に小学生の男子は元気一杯、外での活動に取り組んでいました。しかも、笑顔が絶えずに、大人や子供関係なく楽しんでいました。まるで真っ白なキャンバスに色がつけられたような作品でした。この事はキャンプが終わったあとも忘れず、明確に覚えています。
今回のこのキャンプは、ただただ千葉県から出てキャンプをしているのではないことに気がつきました。小児がんになったことがある人、病気と闘っている人は社会的に見て「面倒臭い」や「使えない」等と悪くとられると耳にします。ですが、そんな人たちが手と手をつないだら、「使えない」などと悪く言われるのでしょうか?私は違うと思います。人は一人で生きていくことが出来ないのと同じように、人は誰かと考え、協力し合うことにより、目標を達成するのだと思います。私達は本当に使えないのでしょうか?…いいえ、「使えない」はただの偏見だと思います。私達は病気をしたことのない人達より、少しだけ荷物を背負ってるだけで、中身は同じ人間です。それでも悪いイメージや偏見を持つのは構いませんが、それを言葉や態度に出さないでください。先程も言った通り、私達は少しだけ他の人よりも多く、荷物を背負ってるだけで、中身は同じ人間です。感情や気持ちも同じだけ持っています。ですから、私達を「特別扱い」しないで「普通の人」として接してもらいたいです。
長くなりましたが、上記に書いたことが今回のキャンプを体験して学んだことです。この気持ちが社会の新たな扉を開いてもらえたら嬉しいなとおもっています。
ここまでのご回覧ありがとうございました。
夜の集い
(ホットチョコ&ホットワイン)
森のキャンドル作り
お楽しみ会

8月9日 こども病院 流しそうめん

8月9日 こども病院 流しそうめん

 

こども病院で流しそうめんをしました。
今日の午後のおやつは流しそうめんです。
夏休み中は、休暇を利用して入院治療する子が多く、栄養科にとっては食事の準備だけでも大忙しのなか、子どもたちのためにそうめん流し器を洗浄・消毒し、そうめんとミニトマトときゅうりをひとり分ずつ用意してくださいました。
きゅうりは流れやすい形を試行錯誤した結果、小口切りと太めの千切りにしました。
じつは、そうめん流し器の洗浄・消毒をどのように行ったらいいのかを、主治医はじめ栄養科、病棟スタッフ、感染管理認定看護師で話し合って、今回のイベントができたのです。
いざ、始めようとしたところ、そうめん流し器を栄養科で試運転した時は動いていたのに、一台が動かないではありませんか!
そこで、スタッフや栄養科の実習生が、水をピッチャーで流して手動そうめん流しにしました。ミニトマトがすごいスピードで流れたり、きゅうりは途中で止まってしまったり、水が漏れたり・・というアクシデントも楽しく、子どもたちは、「うまい!」「おいしい!」と言いながらワイワイと流しそうめんを楽しみました。普段苦手な野菜も、なぜか一緒に食べられるから不思議です。
お部屋から出られない子に流しそうめん器を持っていくと、体調の悪い子も、検査後の子も起き上がって、ぺろりと食べてしまいました。
授業がないので、時間を気にすることなく思いっきり楽しめるのも夏休みならではの楽しみ方です。
衛生的で安全にみんなで楽しめて、教育も含めたイベントを行うために、毎回、主治医・栄養科・病棟スタッフ・家族・ボランティアが、子どもたちの病状や気持ち、栄養など多方面から話し合い、協力し合っています。(文責 中島)


8月6日 こども病院 夏まつり

8月6日 こども病院 夏まつり

 

 今年も夏まつりの日がやってきました。
 食べ物メニューは定番の、焼きそば、たこ焼き、わたあめ、かき氷で、ゲームは水ふうせん釣り、スーパーボールすくい,それにお菓子が一緒についてくる魚釣りゲームです。頼もしい助っ人である栄養科のみなさんが、子どもたち一人分のカロリーを考えて分量を決め、調理器具の洗浄や食材の準備をしてくださいました。
 そして、今年の目玉は何と言っても、レモネードスタンドです。レモネードスタンドとは、レモネードを売り、その売り上げを小児がん研究に使ってもらおうと、白血病だったアメリカのある女の子が始めた活動です。日本でも、小児がん撲滅を目指した臨床試験研究グループ(JCCG)への応援活動として全国各地で広く行われており、千葉県こども病院の血液腫瘍科の病棟でも夏祭りの会場の一部にスタンドを設置しました。入院中の女の子がデザインしてくれたお揃いのTシャツを着て、募金活動をしたところ、大人気となり、何と目標杯数を超えて、追加でレモネードを慌てて作るほどの盛況ぶりでした。
 お父さんたちは、いつも通り、焼きそば作りやたこ焼き作りで大活躍。背中で頼れる姿を見せてくれました。また、あるお父さんは浴衣姿でDJに変身!ノリノリの音楽で、子どもたちも嬉しそうに踊っていました。普段、体を動かすことが少ない入院生活ですので、いい運動になったと、見守っていたお母さんたちも嬉しそうでした。
 夜は恒例の花火です。いつもは病棟前のロビーで待っているきょうだいも一緒に、家族全員で花火をしました。きれいな満月の下、一人一人、いろんな花火を手にいっぱい持ちながら、花火を楽しみました。
 今回、スタッフとして参加しましたが、病気と闘っている子どもたちが、今日だけは一日、目一杯遊んで、病気のことを少しでも忘れることができる一日となっていたら、うれしく思います。自分自身も、かつて病気を体験した一人として,闘病中、大切にしてきたことは、入院中であっても「日常」を忘れないことだと思っていたからです。日常を忘れないという意味でも、夏にはやっぱりお祭りが必要です!来年も、楽しい夏祭りにするぞー!(文責 丸橋)


8月2日 映画会をしました

8月2日 映画会をしました

 

夏休み中は授業もなく、時間を持て余してしまうため、できるだけ楽しいイベントを計画しています。
今日はこども病院で映画会をしました。
今までは廊下や窓からの光でスクリーンが見にくく、声も聞き取りにくかったのですが、今回はミルフィーユスタッフ手作りの暗幕を張って暗くし、購入したばかりのスピーカーを使って、迫力のある映画会になりました。
映画館気分を味わうために、あらかじめ栄養科と分量を相談してポップコーンも作りました。
映画は、ディズニー映画「モアナと伝説の海」です。
海に出たことのないモアナという女の子が自分を信じて海の冒険に出るお話で、アニメ―ションの美しさときれいな歌声に、子どもたちは最後までじっと観ていました。
普段映画を観ることのないおじいちゃんや忙しいおかあさんも、子どもたちと一緒にポップコーンを食べて映画に浸りました。
手軽に楽しめる映画とポップコーンは、他の病院にも届けてきたいと思います。(文責 中島)


7月19日 こども病院で人形劇を見ました

7月19日 こども病院で人形劇を見ました

 

毎月第3水曜日はアニマルセラピーの日ですが、7月の暑い時期は、車で長い時間を移動してくるだけでワンちゃんの体力を消耗してしまうため、お休みにしています。
そこで、7月の第3水曜日は、毎年、人形劇団「なんだろな」に公演をしていただいています。
この日も、総勢8名で、舞台用の重い荷物とたくさんの人形を抱えて訪問してくださいました。
子どもたちは、ステンレスの棒を組み立て、暗幕を張って舞台と背景を作り、照明やマイクを準備しているところを見ながら待ちました。
初めのお話は、「3匹のこぶた」です。
こぶたの声色はそれぞれが特徴的でわかりやすく、大きなオオカミは迫力がありながら、ユーモラスなのです。オオカミが煙突から入るときは、遠くでオオカミが煙突から入ったと思ったら、舞台の前から、突然大きなオオカミが「熱いよー」と声を上げて現れてびっくり。
出てくる人形も愛くるしく、舞台を前後左右いっぱいに使う人形劇に引き込まれました。
ふたつ目の「まるさんかくしかく」は劇団員のみなさんの創作劇です。
テンポの良い曲やゆったりした曲、幻想的な曲にあわせて、まる、さんかく、しかくが動いて、電車や車、ロボットの形に変化して、最後は大きな宇宙人?になりました。
音楽だけで言葉や説明は何もありません。自分のなかで想像しながらみつめる時間は夢の中にいるような感覚でした。
小さな子どもたちは、飽きることなく最後までじっと見ていましたし、人形劇はあまり興味がないかな?と思っていた中学生も、楽しそうな笑顔で見入っていました。
「なんだろな」のみなさんは、この日の公演のために、仕事の合間をぬって練習してくださったそうです。
工夫と想像力いっぱいの作品を運んでくださってありがとうございました。 来年も楽しみしています。(文責 中島)


7月5日 こども病院 おやつバイキング

7月5日 こども病院 おやつバイキング

 

ポテトチップス作りやイベントの時には、塩分量や脂質量、お料理の組み合わせ方など、食べる楽しみ以外でも「食」の知識を学べる機会を作っていますが、子どもたちと家族が健康な体を作るため、管理栄養士を中心に栄養科スタッフに協力していただいて、毎月第1水曜日は、「食育」の時間を設けています。

今日の食育は、久しぶりに「おやつバイキング」をしました。 「おやつバイキング」では、離乳食の子は30Kcal分の30円、幼児は80Kcal分の80円、学童は120Kcal分の120円のおやつ券をもらい、おやつの写真リストから選んで、栄養科スタッフの所にいっておやつを交換してもらいます。
おやつは、赤ちゃんせんべいやタマゴボーロ、おせんべい、ヨーグルト、チーズ、チョコレート菓子、ビスケット、プリン、ゼリー、氷菓など22種類があり、それぞれカロリーが書かれていて、子どもたちは、自分のカロリーの中で何を組み合わせようかと真剣に考えます。
脂質制限食の子は、脂質の少ないお菓子を選び、ある女の子は年上の中学生にカロリー計算を手伝ってもらい、自分が食べたいお菓子を半分ずつにして、たくさんの種類のお菓子を選びました。

私たちの身体は毎日食べている食べ物から作られています。 合併症が悪化しないように食べ物を我慢する力、必要な栄養を摂るための知識や選択、楽しく食事をする習慣を入院中から身に付けられるように働きかけています。(文責 中島)


7月2日 院外茶話会

7月2日 院外茶話会

 

院外茶話会を開きました。年1回ですが、恒例となっています。今回は市原市の姉崎公民館で開きました。
ミルフィーユでは、家族支援として、また、仲間同士の交流の機会として、生活の中での苦労や不安な気持ちを話し合ったり、役に立つ情報などの交換の場として茶話会を開いています。病院外ですので院外茶話会、そして病院内では院内茶話会として開いているのです。

茶話会にはミルフィーユのスタッフが数名参加し、お集まりになったご家族のお話をうかがいます。そしてスタッフとしてというよりも同じ経験を少し先にした先輩としての経験をお話ししたりもします。医学的な心配や不安は主治医など専門家に聞くことができますが、日常生活を送る上で思いもしなかったことや、それほど大きな問題ではないかもしれないけれど心配や不安の種になっていることがある場合、それを心にためているだけでは不安や心配は益々大きくなります。気兼ねすることなく、同じ仲間同士でのおしゃべりを通して、自分だけがこのような問題を抱えているのではない、一人ではないということを知り、力をもらったという感想がよく寄せられるのです。

今回もいろいろな話題が上りました。小児がんを経験した若者たちも数名参加し、時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、ここで仲間の輪がまた少し大きくなったことを実感したひとときでした。来年もまた茶話会を開きます。これまで参加したことがない方々も、是非一度お越しください。新しい仲間も増えますよ。(文責 井上)


6月17日 こども病院 父の日

6月17日 こども病院 父の日

 

今日は父の日イベントでピザを作りました。

昼食でピザを食べるために、管理栄養士と相談し、献立を半分量にして、ピザ生地の分量を個別に調節しました。ほかにも、脂質量を抑えるためにバターを入れずに生地を作り、ピザ用チーズと低脂肪のカッテージチーズを用意してくださいました。

発酵の終わったピザ生地を、自分でのばして、野菜やソーセージ、マッシュルームなど8種類の具材から選んで載せます。 野菜嫌いの子がコーンとソーセージだけしか載せていないのを見つけて、「赤いトマトや緑のピーマンがあったほうがきれいだよ。黄色のパプリカは甘いんだよ」とお母さんとボランティアが話しかけます。そう言っても野菜を載せないと、「野菜は病気に負けない元気な体にしてくれるのよ。早く病気を治すために頑張って少しでいいから食べよう」と、ボランティアが後押しすると迷いながらも野菜を載せました。 作る楽しみだけでなく、身体のために、脂質の少ない材料を選んだり、栄養を考えて、苦手な野菜も頑張って食べることを学ぶ機会にもしたいと思っています。

今日は、子どもたち・家族と医師・看護スタッフも一緒にテーブルを囲み、普段会う機会が少ないお父さんたちのために、まずは全員が自己紹介をしてから乾杯しました。子どもたちが、感謝の気持ちや絵を描いたマグカップをプレゼントすると、思いがけないプレゼントにお父さんはとてもうれしそうでした。

今回のピザはカロリー計算から生地の発酵、材料の下ごしらえ、焼いて片づけまで、朝早くから栄養科スタッフが準備してくださいました。安心しておいしく食べられるのは、縁の下の力持ちである栄養科スタッフの支援があってこそです!感謝の気持ちを伝えるために、会が終わってから、子どもたちとお手紙を書いてお礼に行きました。 いつもほんとうにありがとうございます!

父の日は、お父さんに感謝の気持ちをあらわす日です。 最近は幼稚園や学校ではひとり親家庭に配慮して、両親の絵や作文をかいたり、父の日・母の日のイベントは控える傾向にあるようですが、病棟では、家庭の事情を子どもたちが受け止められるように説明してから行っています。 病気の経験も含めて、将来の社会生活の中で、子どもたちが否定的な気持ちにならず、強い心で乗り越えていけるために働きかけをする機会と考えています。 (文責 中島)


6月2日 千葉大学医学部付属病院小児科での人形劇

6月2日 千葉大学医学部付属病院小児科での人形劇

 

年に2回、千葉大で頑張っている子どもたちに人形劇を届けています。
人形劇をしてくださるのは、船橋で子育て支援をされている団体の方々です。

今回は「ぞうのおさんぽ」というパネルシアターと「アナンシと五」という人形劇でした。
「5」の嫌いな魔女の魔法で「5」を言うと寝てしまう!色々な動物たちが寝てしまうのを「言っちゃダメ」って言いながら心配そうに見ていたお友達。最後は魔法を解いてくれたので、「ちゃんと起きれたかな?」とホッとしている表情がとてもかわいかったです。

開始予定の1時間も前から楽しみで待っていてくれたお友達や、検査の都合で「見たいのに~」と残念そうにしていたお友達も。見れなかったお友達ごめんなさいね。

長期間入院をしなくてはいけない子どもたち。辛い治療が続きます。入院中だって笑っていれば病気と闘う勇気が出ます。付き添いをされるご家族にも、治療を頑張るお友達にも、わずかな時間ですが、楽しいひと時をお届けできました。(文責 飯田)


5月27日 「がんの子どもを守る会」主催による「親の会の集まり」参加

5月27日 「がんの子どもを守る会」主催による「親の会の集まり」参加

 

「がんの子どもを守る会」主催による「親の会の集まり」に参加してきました。
場所は神戸にある兵庫県立こども病院です。
小児がん治療の拠点病院になるべく施設を新しく建て替え、隣には、近く、陽子線治療センターが開院し、そちらと連携したより良い治療を目指しているそうで、小児がん治療経験10年以上の専門医8名、そして麻酔医14名で、連携しながら治療を進めているということでした。
新しい病棟のプレイルームには、ヘパフィルターが取り付けられているため、入院中のこどもたちが自由に遊べる環境もあるそうです。
廊下は広く、壁は明るいグリーンと白に塗られ、とてもきれいでした。

この日は全国から小児がん支援活動団体が参加し、ミルフィーユからは井上と中島が参加しました。
「親の会」なので当然ですが、みなさん、小児がんの子どもを持つ母親たちで、資金もマンパワーも少ない中、懸命に活動している様子を順番に話し、活動の中で感じる苦労や問題点も多く聞かれました。

その中で、気になったことが、全部の施設ではありませんが、数多くの「親の会」が医療者との連携に苦慮していることでした。

ミルフィーユでは、各施設にお楽しみイベントや茶話会などを開くために病棟を訪問したり、家族からの相談を聞いてほしいと、医師やナースから依頼されたり、家族が直接、医療側に言い難いと感じていることを代わりに伝えたりと、医療の側と家族の側の間に立って、お互いの気持ちや考えを伝えたりもしています。
特に千葉県こども病院では週1回、朝から夕方まで小児がん病棟に入り、楽しいだけでなく、将来を見据えた上でのイベントを病棟ナースと協力して行ったり、管理栄養士との協働で食育をしたり、月1回のアニマルセラピーでは院内学級の支援を受けて12年以上も続けています。
院内茶話会や院外茶話会を開き、そこで聴いた家族の気持ちを、病棟に伝えたり、病棟スタッフも参加した茶話会を開いたりして、医療者と患児・家族との間にできる限り“気持ちの良い風”が吹き抜けるための環境つくりに力を入れているのです。

この20年間の活動の間、すべてが順調に進んだ訳ではありません。
医療の世界を知らないために、頓珍漢なこともしたと思います。忙しい医師やナースの皆さんを“てんてこ舞い”させたこともあるでしょう。
でも、そういったことをお互い指摘し合い、話し合い、信頼関係を培っていく努力を惜しまない状況がミルフィーユと医療スタッフの関係にはある・・・。
これは本当にうれしく、これから先の活動への大きな励みとなっています。
この経験をほかの「親の会」の皆さんにもお伝えし、一緒に“より良い将来を子どもたちのために築く”ことに一層努力をしなければと、改めて感じた一日でした。


5月20日 今江選手の応援ツアー

5月20日 今江選手の応援ツアー

 

今年もZOZOマリンスタジアムに今江選手の応援ツアーに行きました。

今江選手は、ご夫婦でミルフィーユの理事を務めてくださり、2010年から、毎年、「公式戦1打点につき1万円」の寄付もしてくださっています。
シーズンオフには病院訪問も続けてくださり、昨年の12月に千葉県こども病院訪問の時に交流した女子高校生が、退院後に野球応援に行くことをとても楽しみにしていて、今回の応援ツアーに参加しました。

試合は無得点のまま進み、一点先取を願って今江選手を応援しました。
延長12回で2点を上げ、楽天が勝ってみんなで大喜び!

試合観戦後、今江選手がさわやかな笑顔で登場すると、どっしりとして穏やかな空気感に圧倒されました。
今江選手に女子高校生が「退院して、応援に来ました。」と話すと、「よかったね。」と、とても優しい笑顔で返してくださいました。
元気な姿で今江選手と再会できて、思いが叶った様子を見ていたお母さんも、「これで来週からのテストが頑張れるかな」とうれしそうでした。
試合の疲れも見せず、ひとりひとりに腰を落として声をかけてくださった今江選手、どうもありがとうございました。

今年は「シートMロッソ」という屋根付きエリアで、クッションの良い椅子とテーブルがあり、のみものとフード付きの座席です。
雨や日差しの心配がなく、暑さで体調を崩しやすい経験者も、ゆったりと安心して野球観戦を楽しめました。

毎年、チケットや座席の手配、今江選手との交流会の取り計らいなどでお力添えをいただいております球団関係者のみなさま、今年も心の糧となる時間をいただくことができました。
本当にありがとうございました。


5月14日 「えくぼ」のバーベキュー

5月14日  「えくぼ」のバーベキュー

 

順天堂医院小児科 親の会「えくぼ」が開催しているバーベキューに参加してきました。

「えくぼ」はミルフィーユと同じ小児がん患者・家族を支援している会です。4年前からJ&Mキャンプを合同開催しているご縁で、バーベキューにも参加しています。

江東区にある若洲海浜公園キャンプ場に、順天堂大学病院で治療を終えた患者・家族や医師、えくぼのスタッフが120名以上集まり、焼肉や焼きそばをみんなで食べ、ゲームをして一日過ごしました。

退院後に、一緒に入院していた家族や医師と再会しておしゃべりしたり、宝探しゲームやシャボン玉をしてはしゃぐ子どもたちはとても楽しそうでした。

治療施設は違っても、同じ経験をした仲間として、話ができるかもしれません。ぜひ、次回参加しませんか?

バーベキューの様子は、「えくぼ」のホームページとフェイスブックにも載っていますのでご覧ください。

ミルフィーユでも9月16日~18日のJ&Mキャンプや10月7日のはぜつりはこども病院・千葉大附属病院のスタッフも参加する予定です。

ご参加お待ちしています!


5月6日 こども病院 アクセサリー教室

5月6日  こども病院 アクセサリー教室

 

病棟で、アクセサリー教室を開催しました。

私は、毎年この時期に開催するアクセサリー教室の準備を担当しています。自身もこの病棟に13歳から20歳まで入退院を繰り返していた小児がん経験者です。

自分の出来る方法で、入院中の子供たちを少しでも応援できればという思いで、まわりの方々にご協力いただき今年度も開催することができました。

子どもたちは、いつも頑張っている自分へのご褒美や、日頃お世話になっているかたへの贈り物として、タッセルの飾りのついたバッグチャームを作製しました。

本来はお手本も作り方もありますが、子どもたちが純粋に楽しみだすと色んな発想が出てきてそのエネルギーは最強になりました。結果、自由に思うままつくってもらった作品はそれぞれの伝えたいものが詰まったような個性にあふれていて、思わず笑ってしまうような発想もあったりして。

入院生活の中では検査の痛みや抗がん剤の副作用の苦しみといったものに向き合わなくてはなりません。

自分自身、難しい病気なのだと子どもなりに理解して、投薬中の吐き気と戦うときはベッドから起きあがることができなくなった身体と対話しているような感じで、ただ時間が過ぎるのを一生懸命待っていたように思います。

治療と治療の合間で身体が休まるときは病棟内で行われるイベントが本当に楽しみでした。飛び込んでくる景色やみんなの姿にどこか明るい雰囲気を感じて、病棟にこもる>長い入院生活に耐えるためにはイベントはとても大切な時間で、かけがえのない経験となります。


4月5日 こども病院 お散歩

4月5日  こども病院 お散歩

 

4月5日 こども病院 お散歩

今日は風もなくぽかぽか陽気で、お花見を待ちきれずにお散歩に行きました。

お散歩に行こう」と子どもたちに声をかけると、いつもは、のばしのばしになるお風呂に入り、張り切って準備しました。

病棟医師や看護師と一緒に、病院の周りにある二分咲きほどの桜をながめ、夕方で少し冷たくなった風を受けながらのんびり歩いて、病院敷地内の広い場所を見つけてシャボン玉をしました。

だんだん上手にシャボン玉が作れるようになって、子どもたちも親も夢中でシャボン玉を飛ばします。

風に運ばれるシャボン玉を見ていると、気持ちがふわーっと軽くなって、出かける直前まで体調が悪く散歩に行くか迷っていた子も、気持ちがふさいでいた子も、みんな無邪気な笑顔になりました。

その笑顔を見ているお母さんも幸せそうです。

通常ならば進級を楽しみしている春休みですが、授業がなく退屈にしている子、治療で体調が悪い子にとってはとても長い休みです。

入院前に通学していた学校のクラス替えで友達や先生が変わったり、学年が上がることで学習への不安もあります。

子どもたちやお母さんが、医師や看護師と一緒に散歩やシャボン玉を楽しんで、解放感と気分転換になる特別な時間を過ごせました。


3月8日 こども病院 ひな祭り

3月8日  こども病院 お雛祭り

 

3月8日  お雛祭りをしました。

ちょっと遅いお雛祭りをしました。本当は3月3日に計画していましたが、入院中の子どもたちがインフルエンザに感染したかもしれないという心配が出たため、入院中の子どもたちは全員自室から出ることができなくなったからです。

どういうこと?と思った方もいらっしゃるでしょう。

小児がん治療中の子どもたちは治療の副作用で免疫力が低下し、インフルエンザやその他の感染症に罹患すると、簡単に治癒しなかったり、重篤な状態になることがあります。そのために、子どもたちは感染から身を守るために長い入院生活が必要となり、学校や幼稚園にも通えないのです。

今回の場合、まだ症状が出ていなかったために、感染していたことに気が付かなかった人が、病棟を訪問していたことがわかり、急きょ、入院児全員が自室隔離になったのです。もちろん医療上の予防措置は取りましたが、子どもたちは病棟内では一緒に勉強したり、遊んだり、お食事をとったりと、一日中、接触しているので、感染したかもしれない子どもから、また別の子に感染するという場合を考え、数日間は全員、自室から出られなくなりました。

でも、お薬が功を奏して全員、自室隔離が解かれ、今日、遅いお雛祭りをしました。

今回も栄養科の協力を得て、桜餅を皆で作りました。おいしかったですよ。

そして、保育士さんの協力を得て、お内裏様になって写真を撮りました。ドクターもお内裏様になってくださいました。ミルフィーユの理事長も入院中のお兄さんと一緒にお内裏様になりました。


2月6・8日 こども病院 バレンタインプレゼント作り

バレンタインチョコづくり2月6・8日 こども病院 バレンタインプレゼント作り

 

2月6日・8日 千葉県こども病院でバレンタインのプレゼント作りをしました。

今年のバレンタインのプレゼントは、脂肪制限となっている子が多かったため、栄養科と相談して、脂肪分の無いおせんべいを作ることにしました。

おせんべい作りの第1回目は、米粉に少量の砂糖と塩を加えてこねた生地を蒸した後、薄く延ばしてハート形に型抜きしました。生地を麺棒で延ばすのは力が必要で、病棟医師やスタッフ、お父さんにお手伝いしてもらいました。

型抜きした生地を2日間乾燥させると、白かった生地が半透明でカチカチに硬くなりました。

そして、仕上げの日はオーブントースターでこんがり焼いてから、熱いうちに醤油を塗って出来上がり!

ちょっと焦げ目がついたり、ひびが入っているのもおいしい!

みんなでゆっくりとかみしめて食べました。

「誰にあげようかな・・」と考えながらおせんべいを詰めて、家族や担当医師にプレゼントしました。

今回のおせんべい作りは季節行事を楽しむことだけでなく、感謝の気持ちを感じて表現する機会や食育の一環としても行っています。

おせんべいを焼く間、栄養士より、ペットボトル飲料に含まれる砂糖の話しがあり、含まれている砂糖の量を実際に見ると、思っている以上に多くて驚きました。

機会があるごとに、このような話しをしているので、何回も聞いている子は砂糖の多い飲料を覚えています。

入院中に少しでも多くの知識を持ち、退院後の健康管理に生かしていけることを目指しています。


2月6日 成田赤十字病院 バレンタインチョコづくり

バレンタインチョコづくり2月6日 成田赤十字病院でバレンタインチョコづくり

 

ちょっと早めなバレンタイン。成田赤十字病院で。

皆、楽しみにしていてくれたようで、お行儀の良い子ばかり、始まる前にはきちんと、手洗いして準備万端。 作る手順も皆しっかり聞いており、スムーズに、作り、綺麗に、且つ丁寧に仕上げていました。

手順が良すぎて、チョコレート固まるまでお待たせしてしまいました。

クリーンルームは甘ーい香りで一杯に、看護師さん達が香りに誘われたかのように、集まり、 子ども達は得意気でもあり、凛々しい顔。

楽しんでくれたようで、私達スタッフも幸せな気分に。
誰にあげるのかな~~? Happy Valentine!!

バレンタインチョコづくり


2月2日 帝京大学ちば総合医療センター訪問

帝京大学千葉総合医療センター小児科訪問2月2日 帝京大学ちば総合医療センター訪問

 

帝京大学千葉総合医療センター小児科を訪問しました。

病棟に入ると、スタッフのみなさんがにこやかに迎えてくださり、お部屋では2歳の女の子とご両親が待っていてくださいました。 何で遊ぼうかと考えて、子どもたちが大好きな砂場遊びセットを持っていき、ベッドで広げると、初めはなんだろうと見ていましたが、たちまち砂を握ってカップに詰めて遊び始めました。
ご両親は「病室で砂遊びができると思わなかった」と、とてもよろこんでくださいました。

実習中の担当学生さんが一緒に遊んでくれている間、ご両親とお話をし、「入院して4か月が経ち、やっと周りのことが見えてきたのですが、24時間付き添いのため医師からの情報以外で、ネット上のブログを読むと悪いことばかりが書かれていて不安が募ってしまったり、周囲の人に話したほうが良いのか、ほかの経験者の方はどうしているのかも聞いてみたい・・・・」など、入院してからの想いをうかがいました。
「私の子どもも同じ病気で闘病し、母親としての不安や焦りで押しつぶされそうになっていたけれど、今は子どもも成人し、ここに伺うことができています。明るい日はきっと来ますよ。一緒に頑張りましょう。」とお話しすると、安堵の表情を見せてくださいました。
10月の3歳の誕生日にケーキでお祝いしたい。感染の問題でまだ生クリームは無理かもしれないけど、普通の子が食べるケーキに近いケーキを食べさせてあげたい。こんなご両親の願いもお聞きしました。

「まだしばらく入院生活が続き、気持ちが大きく揺れ動くこともあると思います。闘病仲間が少ないととても孤独な闘いになりがちですので、そんなときは、私たちミルフィーユの仲間とおしゃべりしましょう。」と約束をし病室を出ました。

帝京大学千葉総合医療センター小児科訪問1帝京大学千葉総合医療センター小児科訪問2


2月1日 こども病院 節分の豆まき

こども病院節分2月1日 こども病院 節分の豆まき

 

2月1日  節分の豆まきをしました!
今日のためにこどもたちは保育士さんやCLSさんたちと一緒に、新聞紙を丸めて大豆色の折り紙でくるんだ豆を作りました。
鬼来るかな?いつ来るの?と待っていると、3人の鬼たちがやってきました! 大きな声を出しながら、体をいっぱい使って豆を何度も投げて、あー、すっきりした! とっても楽しく悪い気を追い払えました。
愛くるしい鬼のみなさん、ありがとうございました。

こども病院節分1こども病院節分2

こども病院節分3


病棟内砂遊び

砂遊び紹介

砂遊び紹介

 

砂遊びをしました

病棟内で砂遊びができるという紹介です!

この砂は特殊な素材でできていて、抗菌剤を使用しているので治療中の子どもたちも安心して遊べます。砂もしっとりしてさわり心地がよく、砂ホコリが飛び散らずにしっかり固まるという特徴もあります。

千葉県こども病院では以前から、ボランティアや保育士、保護者が多数で見守れるときは幼児さんたちのお部屋で砂遊びをしています。

写真の日は4人で砂遊びをしました。砂が入らないようにオーバーオールを着て、大きなブルーシートの上でお城や山を作って遊びました。
お隣に座っている子の道具が欲しくなったり、夢中で遊んでいるうちに隣の子の分まで砂を取ってしまったりしたときは大人が声を掛けます。
1歳の赤ちゃんは初めての砂をじっと見つめたり、握ったりして感触を確かめていました。そばについているお母さんも赤ちゃんの様子をほほえましそうに見つめていました。

家庭での生活であれば毎日でもできることですが、入院中では、決してキレイとは言えない外の砂場で遊ぶことはできません。砂遊びだけでなく、入院中でも感染や衣服の汚れを気にせず夢中になって遊び、社会性を学ぶ機会にもなる遊びを可能な限り病棟内に持ち込むこと、これがミルフィーユの活動の一つです。

砂遊び紹介1砂遊び紹介2