バンドー神戸青少年科学館にオンラインツアーをしました
患者家族への支援
2022.01.27
千葉大学医学部附属病院小児科の子どもたちがバンドー神戸青少年科学館をオンラインで見学しました。
館内のサイエンスコミュニケーターの方の説明を受けながら、子どもたちが生卵をてのひら全体で握っても割れない実験をしてアーチ型の構造が強いことを学んだり、車いすを動かしてタイヤが回転する回数の違いで左右に曲がる体験をしました。
画面が静止して伝わりにくい場面もありましたが、とても楽しそうで、長い隔離生活を送っている子どもたちにはとても素晴らしいひと時となりました。最後に、「お母さん、連れて行ってください」とお願いしている場面はとても微笑ましかったです。
入院中の子どもたちは物事に対して、また、見知らぬ人々に対してかなり臆病になっているため、バーチャルであってもこのような体験ができたことは想像以上に大事なものとなります。そして退院後に大きくなってもこのような体験を忘れず、私たちに話してくれる小児がん経験者(治療終了後の元患児たち)が多くいます。今後も多くの方々の力をお借りするとともに協働して、様々な体験を届けていきたいと思います。
このバーチャルツアーは、この日のために繰り返し準備してくださった、バンドー神戸青少年科学館、iPresence合同会社、千葉大学附属病院の方々のご協力で実現しました。
この場をお借りしまして、心より感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。
バンドー神戸青少年科学館ホームページはこちら
※この活動は一部共同募金の助成を受けています。