3月15日 千葉県こども病院 アニマルセラピー 

患者家族への支援

2023.03.15

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千葉県こども病院で3年ぶりにアニマルセラピーをしました!
新型コロナウイルス感染予防のために、ボランティア4人と大きな犬と小さな犬2頭で人数を少なくして、ワンちゃんと家族が1組ずつ触れ合いました。
初めてワンちゃんを見てお母さんにしがみついて泣いていた子、少し時間がたつと恐る恐るしっぽや背中を触れた子、ワンちゃんを抱きしめていた子。
短い時間でしたが、穏やかに笑顔いっぱいの時間となりました。
動物が大好きな女の子は、いつもの治療中はぐったりしてしまいますが、犬が来ることを聞いて朝からとても楽しみに待っていて、昼食も「今日はワンちゃんが来るからホットドッグだよ」と言いながら食べていたそうです。アニマルセラピーの時には、ワンちゃんを抱っこしたり、なでたりして、最高の笑顔を見せてくれました。

アニマルセラピーに来ているワンちゃんとボランティアさんは厳しい訓練と適正試験に合格して活動しています。活動に来る日は、入院中の子どもたちが安全に触れ合えるよう、朝からシャンプーをして、爪切り、歯磨き、検温、診察を受け、ボランティアも発熱や咳などの症状がないことを確認して病棟に入ります。そして、プレイルームに集まって、ボランティアさんから犬の豆知識を学び、ご挨拶や感想文発表、犬との遊びやふれあい、お散歩をしていました。
こども病院ではこの活動を月に1回、15年続けてきましたが、コロナの影響でお休みとなり、現在入院中の子どもたちやご家族、ほとんどの病棟スタッフがアニマルセラピーの経験はありません。これから、活動を重ねるごとに、変化していく子どもたちの様子が楽しみです。
ワンちゃんと触れ合う子どもたち・ご家族の笑顔を見て、一日も早く以前の活動に戻れるといいなと強く思いました。(文責 中島)