6月4日 総会・講演会・交流会を行いました
患者家族への支援
2023.06.08
総会後の「二次がん」についての講演会には30名ほどが参加しました。
二次がんを予防・早期発見するためには、患児・経験者自身が放射線の照射量や抗がん剤の種類・量などの治療内容を知り、晩期合併症の可能性を頭に置きながら、通院や健康診断で長期にフォローアップしていくことが必要であること、そして、喫煙など生活習慣に気を付けて自己管理をしていくことが大切であると学びました。
参加者は初めて参加されるご家族が多く、講演会後は皆さんから多くの質問があり、関心の高いテーマであると思いました。
交流会は、参加者・医療者・ミルフィーユスタッフ全員で、お茶やお菓子を口にしながら、和やかな雰囲気で行われました。
自己紹介に始まり、ホルモン補充、易疲労、再発、二次がん、病名告知、就職など、参加者の皆さんが普段気になっていることや心配なことを話すと、医療者からの医学的なアドバイスや小児がん経験者・家族の経験談を話し、貴重な情報や意見交換の場となりました。
はじめて講演会・交流会に参加されたお母さんは「こんなに身近で、いろんなことが話せるんですね」とおっしゃってくださり、対面で話せる充足感をあらためて感じています。
今年度はこのほかに、対面でのイベントを企画していますので、ぜひ、ご参加ください。(文責 中島)
参加されたお母さんの感想を紹介します。
今回初めて講演会に参加させていただきました。
息子の小児がんの治療後はどうか再発しません様にと再発の事ばかり頭にありましたが、ある時から二次がんについても知識を得たいと思う様になりました。晩期合併症について詳しい説明を聞ける場がなかったので、疑問に思っていた事や、ネットに載っていない情報などを知れてとても勉強になりました。また、講演会後の交流会ではがん経験者や親族の方のお話が聞けて参考になる事ばかりでした。
講演会に参加するにあたり、学生ボランティアの方が息子達の相手をしてくれていたので、集中して話を聞くことができましま。
とても参加しやすかったです。ありがとうございました。