7月13日 キャンプに行ってきました

患者家族への支援

2013.07.13

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7月13日から15日の二泊三日のキャンプを楽しみました。東京お茶の水の順天堂大学「えくぼの会」とのコラボレーションです。順天堂大学・千葉大学、そして千葉県こども病院から大勢のドクターやナース、臨床心理士の方々、そしてCLSや保育士、さらに理学療法士や医師を目指している若者など、多くの方々が力を貸してくださいました。
 参加者は小児がん治療終了した子どもたちや、まだ闘病中の子どもたち、その家族ときょうだい、そして、ずーっと前に治療を終了し、今では社会人となった先輩たちです。
場所は山梨県清里、キープ自然学校です。美しい緑と小鳥の声でいっぱいの清里。普段嫌いだと言って野菜を食べない子どもたちが、出された野菜中心のお食事を「おいしい、おいしい」と言ってお代わりする姿に驚きました。元気に飛び回り、ジャージー牛の乳搾りに恐る恐る手を出す姿、牧草を積んで運ぶヘイライドにのった子どもたちの歓声、そして班ごとに集まってお楽しみ会の演目を相談し、素晴らしいプレゼンテーションを堂々と見せる真剣なまなざしと笑顔、一人でいる仲間にすぐに声をかけ、仲良く一緒に遊ぶ姿、疲れた様子の仲間を気遣う優しい心、こういった子どもたちの素晴らしい力に周囲の大人たちは、ただ、ただ感動しました。
小児がん治療は長くて辛いことが多い闘いです。でもそれを乗り越え、また乗り越えようと今頑張っている子どもたちは、普通の生活では得られない何か素晴らしい力を、心の中に育てていたんだなぁと実感した毎日でした。