12月21日 千葉県こども病院 東北楽天イーグルス・今江敏晃監督と千葉ロッテマリーンズ・中村奨吾選手の訪問

患者家族への支援

2023.12.21

  • 12月21日 千葉県こども病院 東北楽天イーグルス・今江敏晃監督と千葉ロッテマリーンズ・中村奨吾選手の訪問
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今年は4年ぶりに病棟内で交流ができることになり、前日から、病棟スタッフや子どもたちがワクワクしながらお部屋の飾りつけをしました。4東病棟入り口にはスタッフ手づくりのウエルカムボードをつるし、お部屋の入り口はたくさんの風船、壁にはユニフォームを飾り、お二人が座る後ろの窓には、「今江さん 監督就任おめでとう」「中村選手 ゴールデングラブ賞おめでとう!」とメッセージをはって、子どもたちが作ったお花を飾りました。
中村選手が試合で使っているバットとボールを子どもたちが持つと、重い、硬いと感想があり、今江監督からバットの重さやバットにボールが当たる部分を教えてもらい、子どもたちは真剣に聞いていました。
次は、廊下でのキャッチボールです。監督たちとキャッチボールをしたい!と言い、子ども同士で練習して、本番でも上手に投げられました。監督たちの訪問前は体調が悪く横になっていた子が、キャッチボールが始まると廊下に出てきて、フォームをしっかりとってボールを投げました。上手だねと褒められて、とてもうれしそうでした。
体調が悪くても、自分も投げてみたいという気持ちが、身体を動かしたのですね。

そして、全部のお部屋を回って、楽天のユニフォームとキッズキャップ、千葉ロッテマリーンズのリュックサックとキッズキャップをプレゼントしてくださいました。監督と選手が、子どもたちやお父さん、お母さんに声をかけると、一気に緊張がほぐれて、お部屋の中は温かい雰囲気に包まれます。
治療の影響で眠っていたお子さんが起きると、監督と選手は快く、もう一度お部屋を訪問して、監督が「治療、頑張ってね」と声をかけてくださいました。二回目の入院中で、前回、監督からいただいたキャップを飾って待っていたのに、残念ながら起き上がることはできませんでしたが、一緒に写真が取れてお母さんは大感激でした。
監督と選手の訪問が決まった時から、ご家族やスタッフと楽しみながら準備をしていると、自然に子どもたちにも伝わって、病棟中にHAPPYな時間がながれました。楽しみに待つ時間や、言葉を交わした経験は、子どもたちの自信や勇気につながっていくことでしょう。
今江監督、中村選手、訪問してくださってありがとうございました。
来年も試合の応援に行きます!!(文責 中島)