入院中のこどもたちは春休みで院内授業がありません。
せっかくの春休み。
外は良いお天気・・でも病棟の外には出られない・・何か楽しいことしたい！
そこで、医師や看護師も一緒に、なんと、午後1時か夕食前までボードゲームで思い切り遊びました。
今のブームは「カタン」というボードゲームで、初めて遊ぶ子が多かったのですが、知っている子と一緒にゲームをするうちに覚えて、医師や看護師を負かしてしまいます。カタンのほかに、ドメモなど様々なボードゲームやトランプ、UNOでも遊びました。
ボードゲームの後は、大きな紙製のジェンガをしました。
積み上げたジェンガがグラグラして、周りで見ている大人はハラハラ、ドキドキしていても、こどもたちは抜けそうなジェンガをじっくり探して、いとも簡単に抜いていき、倒れる瞬間は大きな歓声が上がります。このドキドキ感と集中力、知らず知らずのうちに体を動かすことができるジェンガは最高です。
春休みで時間が自由に使えて、入院中の仲間や医師・看護師と一緒にボードゲームで遊ぶ経験は、病棟でしか持てない大切な時間です。
これらのボードゲームや写真のプラレールのおもちゃは寄贈していただきました。また、写真の帽子やネックウォーマー、手袋は、小児がんのこどもたちのためにと、心を込めて編んでくださった方からのプレゼントです。
ありがとうございます。
皆さまの大きな応援を受けて、こどもたちは治療と向き合いながらかけがえのない時間を過ごしています。
これからも、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。（文責 中島）