11月2.3 2024ミルフィーユキャンプ
患者家族への支援
2024.11.21
2019年9月の「J&Mキャンプ」以来、5年ぶりのキャンプに行ってきました。
コロナ前は、順天堂大学病院とミルフィーユが合同で山梨県の清里で行っていましたが、都心や千葉県内から参加しやすいように、今回は千葉県長南町にある小学校をリノベーションした施設に宿泊しました。ちょうなん西小は大きな体育館やグラウンドをそのまま利用して、校舎内の教室に布団やベッドで宿泊します。
給食は、かっぽう着と帽子を身に着けて給食室から大きな食缶や箱型トレーを運んで、ひとりひとりに盛り付けるスタイルです。給食はこどもたちの声かけで、手を合わせて「いただきます」をしたり、放送での集合の呼びかけや朝のあいさつ、音楽室で楽器を鳴らしたりと、活動以外でも楽しみました。
当日が晴れることを願ってキャンプファイヤーと花火を準備しましたが、残念なことに、大雨になってしまいました。なんとか実施しようと、ボランティアスタッフが智恵を絞って、軒下でキャンプファイヤーと花火を行い、雨雲レーダーとにらめっこをして、小雨を見計らってたくさんの吹き出し花火をしました。花火をする機会の少ない子どもたちは大喜びでした。
5年前まで参加していた経験者同士の再会や初めての参加者が楽しそうに話している姿を見て、これからの人生で支え合える仲間として、また、キャンプを支えるスタッフとしての成長が期待できる、そんな温かな気持ちになりました。キャンプ参加が初めてのスタッフが多く、募集から名簿作りや活動内容、食事、入浴など、時間を割いて事前準備をしてきましたが、初めての場所で事故がなく、参加者全員が無事に家に帰ることができました。
様々なことに快く対応してくださったちょうなん西小のスタッフの皆さま、ありがとうございました。
来年も多くの皆さまのご参加をお待ちしております! (文責 中島)