6月11日 人形劇団「ニッキ」さんと千葉大小児科病棟訪問
患者家族への支援
2013.06.11
訪れた病棟は、梅雨の時期にピッタリの、紫陽花の花や傘などのかわいらしい飾りに彩られていました。 開演のための準備の音を聞きつけたのでしょう、早くからお部屋を出て、観客席で今か今かと始まるのを待ってくれる子どもたちもいました。始めは、パネルシアター「にんじんさんがあかいわけ」でした。畑の土にまみれたお野菜さんたちが、ダイコンは真っ白に、ニンジンは真っ赤に、そしてゴボウだけは茶色い土まみれのまま、それはどうしてなのか、謎が解けたことでしょう。楽しい歌も魅力でした!!
次の、人形劇「お返しのお返し」は、キツネとタヌキが登場しました。贈り物をもらいっ放しでは悪いからと、互いにお返しを重ねる内に、家ごと入れ替わってしまうという愉快なお話です。キツネが大きい荷物を運ぶシーンでは、観客席の子どもたちが、ヨイショ、ヨイショという応援の掛け声をかけてくれました。家を交換するという最後の落ちでは、子供たちと一緒に見ていたお母さんたちも笑顔になりました。 大人も子どもも、温かい拍手で「ニッキ」の皆さんにありがとうの気持ちをお伝えしました。