2014年 バレンタイン デー
患者家族への支援
2014.02.14
今年もバレンタインデーがやってきました。
毎年、入院中のお子さんやご家族と一緒にチョコレート作りをします。
2月8日に千葉県こども病院でチョコレートカップケーキ作り、
2月13日に成田赤十字病院小児科 でチョコレート作りをしました。
病院の外では、ごく普通にすることが、入院生活の中では、まったく普通ではなくなります。病院は治療して病気を治すところですし、自分のスペースと言えばベッドだけ。本を読んだり、テレビを見たり、ゲームをしたり・・・、できることは限られてしまうのです。小児がん治療は厳しく、ほとんどの場合、10か月以上続く入院生活での楽しみは少なくなりがちです。
笑顔の出る毎日、これは治療の後押しになります。食べ物に制限があったり、治療の影響で食欲が落ちているときに、“みんなで何かを作って食べる”、これは子どもたちが一番楽しめ、笑顔が一杯になる時間となります。
今年も笑顔がたくさんの時間を一緒に過ごすことができました。作ったケーキやチョコレートを、自分たちで食べるだけでなく、それぞれ思い思いにラッピングして、大切な人にもプレゼントしました。プレゼントを贈られた人もきっと素敵な笑顔だっただろうなぁと想像しています。