6月21日 父の日です
患者家族への支援
2015.06.21
普段仕事をして大切な家族を支える縁の下の力持ちであるお父さんのためのパーティーをしました。
入院生活で離れて生活していると、面会に来るお母さんは子どものことを理解していますが、お父さんはじっくり話したり遊んだりする時間が少なく、遠い存在になってしまいがちです。そこで今日は、普段仕事をして大切な家族を支える縁の下の力持ちであるお父さんのためのパーティーをしました。
つい先日退院したスリランカ出身のお父さんが特製ビーフンを作ってくれました。前日からお母さんも手伝って、40人分の買い物から野菜の下ごしらえまでして来てくださったのです。ビーフンの具は、さやいんげん、長ネギ、ニンジン、キャベツの野菜だけ。
病棟のお父さんもエプロンと三角布をして野菜を切り、子どもたちは手で野菜をちぎってみんなで準備しました。ビーフンには、日本では手に入らないスリランカ産の香辛料をいれて出来上がり。
子どもたちからお父さんたちに、折り紙で作った黄色い蝶ネクタイとありがとうのメッセージカードをプレゼントしてから、美味しいビーフンと飲み物で乾杯!お腹が空いて、「まだ食べちゃダメ~?」と言いながら、待ちに待ったご飯はとてもおいしくて、普段は残してしまう野菜なのにおかわりしてお腹いっぱい食べました。
ある子は、今日お父さんとお母さん二人が来るのが楽しみで、夜中の1時半から寝られなかったそうです。残念ながらお部屋からは出られませんでしたが、お部屋で楽しくご飯を食べて、外で待っているお姉ちゃんにもビーフンをおすそ分けしました。
子どもたちが渡したメッセージには何て書いてあったのでしょう。
お父さん、いつもありがとう。これからもお仕事がんばってね!