4月16日 明石焼きパーティーをしました
患者家族への支援
2015.04.16
千葉県こども病院にて、明石焼きパーティーをしました。
入院治療中は、いろいろ食事が制限されます。病院での食事は治療の妨げにならないよう。そして少しでも子どもたちが食べたくなるようなものをといろいろ工夫がされていますが、いつも同じ環境で食べることが長く続くため、どうしても飽きてしまいがちです。そこで時々、病院ではあまり食べられない、そして治療の妨げにならないものを、子どもたちとご家族そして病棟の看護師の方々と一緒に作って食べるパーティーを開きます。
この日は、もうすぐ移植という強い治療をすることが決まっているお友達に、「頑張って!」というエールの意味も込めて皆で明石焼きを作りました。移植治療の間は、治療の影響で何も食べられなくなってしまうこともあります。場合によっては1か月以上それが続くこともあります。ですから移植の前に好きな食べ物を食べ、元気をつけて治療に挑んでほしいという願いを込めてみんなで作り食べました。「おいしかった!」とお腹をさすりながら満足気な子どもたちの顔を見て、不安を抱えた毎日を過ごしているパパやママの顔も自然とほころび、病棟中が笑い声で一杯となり、幸せなひと時となりました。普通の生活では日常的であることが入院生活の中では非日常的となりがちです。でもこのようにできる限り普段の生活と同じ時間を作っていきたいと思います。