7月2日 院外茶話会

患者家族への支援

2017.07.02

  • 7月2日 院外茶話会

院外茶話会を開きました。年1回ですが、恒例となっています。今回は市原市の姉崎公民館で開きました。
ミルフィーユでは、家族支援として、また、仲間同士の交流の機会として、生活の中での苦労や不安な気持ちを話し合ったり、役に立つ情報などの交換の場として茶話会を開いています。病院外ですので院外茶話会、そして病院内では院内茶話会として開いているのです。

茶話会にはミルフィーユのスタッフが数名参加し、お集まりになったご家族のお話をうかがいます。そしてスタッフとしてというよりも同じ経験を少し先にした先輩としての経験をお話ししたりもします。医学的な心配や不安は主治医など専門家に聞くことができますが、日常生活を送る上で思いもしなかったことや、それほど大きな問題ではないかもしれないけれど心配や不安の種になっていることがある場合、それを心にためているだけでは不安や心配は益々大きくなります。気兼ねすることなく、同じ仲間同士でのおしゃべりを通して、自分だけがこのような問題を抱えているのではない、一人ではないということを知り、力をもらったという感想がよく寄せられるのです。

今回もいろいろな話題が上りました。小児がんを経験した若者たちも数名参加し、時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、ここで仲間の輪がまた少し大きくなったことを実感したひとときでした。来年もまた茶話会を開きます。これまで参加したことがない方々も、是非一度お越しください。新しい仲間も増えますよ。(文責 井上)