12月14日 千葉県こども病院 今江敏晃選手の訪問
患者家族への支援
2017.12.14
今江選手は毎年忙しいスケジュールを縫ってこども病院を訪問してくださっています。
その今江選手と楽しい時間を過ごせるように、院内学級の先生と子どもたちはさまざまな準備をしてきました。
まず、子どもたちが今江選手を知るために、生年月日や背番号、ニックネームを調べた表をみんながわかるように廊下に貼り、訪問当日は「ようこそ 今江せんしゅ 4東へ」と紙に書いてプレイルームの壁に貼りました。
今江選手との交流会で、吸盤のついたボールでキャッチボールをしながら質問に答えるゲームをすると、「好きな芸人は誰ですか?」「奥さんの手料理で一番好きなお料理は何ですか?」と次々に質問され、照れながらもひとつひとつ言葉を選んで答えてくださり、誠実な人柄に感動しました。
プロ野球ファンのご両親は思いがけず今江選手に会えて大感激。そして、野球大好きな少年がうれしさいっぱいで言葉が出なくなってしまっても、今江選手はやさしい笑顔で返事を待っていました。
今江選手へのプレゼントは、パティシエ経験のある栄養科スタッフの協力で焼いたクッキーと、ご夫婦で使っていただけるように作った色違いの革製小銭入れです。クッキーと小銭入れのプレゼントを嬉しそうに受け取ってくださり、今江選手からはオリジナルクリスマスカードとグローブをいただきました。
子どもたちとの交流後は、寄付金の授与式を行いました。
ミルフィーユでは毎年今江選手から、「公式戦での1打点につき1万円」の寄付をいただいていて、昨年は楽天の宮城球場で授与式を行いまいたが、今年はこども病院訪問時にご寄付をいただきました。この寄付金は病棟内行事や退院後の支援活動のために使わせていただいており、ミルフィーユの活動の大きな支えとなっています。
入院中の子どもたちやご両親は日に焼けて大きな体の今江選手にお会いして、病気に立ち向かっていける勇気と励ましをいただくことができました。
お忙しい中、訪問してくださいましてありがとうございました。
これからも、楽天の今江選手を応援していきます! (文責 中島)