9月26日 千葉県こども病院 回転すしパーティー

患者家族への支援

2018.09.26

  • 9月26日 千葉県こども病院 回転すしパーティー

治療中の子どもたちは、免疫力が低下しているため生ものは食べられません。それが分かっている子どもたちは大好きなお寿司を我慢していますが、以前病棟で「回転すし」をしたことを聞いて、「おすしが食べたい!回転すしをやりたい!」という子どもたちの強い希望で回転すしパーティーを開きました。
感染症予防のため自室から出られず延期になったこともあり、待ちに待った回転すしパーティーです!
院内学級の授業が終わった後におやつとしておすしを食べるため、みんなが楽しめるように栄養科と主治医が相談し、カロリー計算をして昼食・夕食を減らし、脂質が少なく子どもたちが好きなネタを選びました。
食べられるのは5個までなので、食べたいネタを真剣に選ぶ子どもたちの表情がかわいくて、お母さんたちも嬉しそうに見つめています。
食べているときの顔といったら・・・とびっきりの笑顔を見せてくれました。
ひとつずつお皿にのせて回転すし気分を楽しんで食べ終わると、「もっと食べたい」と言いながら、5個までの約束を守ってごちそうさまをしました。
制限のある中でもお寿司をみんなで食べられて大満足だったようです。
そして終わった直後から、「今度いつするの?」と言われてしまいました。
お母さんたちも、時間をかけて煮たかんぴょうや生えびを寿司用に開いたエビ、手作りだし巻き卵、湯通ししたかにかまぼこなどを味見し「おいしい!」と大絶賛でした。
みんなで協力して子どもも家族もスタッフも一緒に楽しいひとときを過ごしました。(文責 中島)