9月3日 成田赤十字病院 アニマルセラピー
患者家族への支援
2018.09.03
今日は第二回目のアニマルセラピー。今月は四頭のセラピー犬と飼い主のボランティアさんが訪問してくださいました。
子ども達は二回目だったため、ワンちゃん達を驚かせないようになのか、静かにスタンバイしてくれていました。まずは病室から出られない子どもさんのところに訪問しました。治療のお薬の影響か、泣き止まない小さな女の子。犬が大好きと聞いていましたが、ワンちゃんが訪問すると、ぴたりと泣き止みました。
犬はちょっと苦手という女の子、恥ずかしそうに隅の方に立っていました。飼い主のボラティアさんが、そっとワンちゃんと近寄りました。前回よりもだいぶ距離が縮んだ様子も見られました。またクリーンルームの中でも、ちょっとシャイな年ごろの男の子達。飼い主のボランティアさんに、ワンちゃんの躾の話を、とても熱心に耳を傾けていました。
アニマルセラピーは初めての男の子…一目散に犬のそばに行き、愛おしそうに沢山のワンちゃんと触れ合っていました。まだまだ時間が足りないくらい。でもワンちゃん達も活動できる時間が限られています。ワンちゃん達は、厳しく訓練され、活動の時間内は特に緊張感に包まれた状態なので、30分から40分の活動が精いっぱい。
訪問を終えた後、JAHAボランティア、病棟医師、看護師、達で今日の活動について話し合いました。セラピー犬の飼い主さんは「子ども達の表情が和らいでいくのを見ると、心動かされます。そんな表情を見ると、また子ども達のところへ、自然に足が向かいます」と。いっしょに参加している私たちも子どもたちから、いろいろ学ばせてもらっていると思います。(文責 高橋)