2月5日 成田赤十字病院 チョコレート作り
患者家族への支援
2018.02.05
病棟に入る前、子ども達がとても楽しみにしていますよと、病棟スタッフから聞きました。
血球が低いからお部屋から出られないという子もいましたが、今日は特別に、ドクター達の了承のもと参加出来ました。
こんな甘いお菓子作りの時は、意外と男の子がはりきって、お手伝いしてくれます。
「こんなにたくさんのチョコを、割っていいなんて、初めてだ~」と目を輝かせていました。
手のひらで溶けてしまったチョコレート。「これ食べてもいいの?」ときちんと聞いてくる子ども達。
点滴が繋がっている女の子も、自ら点滴台を転がしながら、女子力満々で、丁寧に溶かしたチョコをカップに注ぎ、細やかなトッピングに没頭していました。女の子は、ラッピングまで手を抜きません。
小さな赤ちゃんのお母さんは、家で待っているお姉ちゃんに、作りますと。
私自身も数年前。娘が入院中、病院で作ったチョコレートを、弟に持ち帰って欲しいと、託された事があります。その時、バレンタイン企画を開催してくれたのが、ミルフィーユでした。あの日、娘が私に、とても嬉しそうに話してくれなければ、今の私はここに居ないでしょう。
治療中は家族と離れて過ごす時間が長く、辛いことの方が多く、我慢の連続。そんな中でも、少しでも垣間見る笑顔に寄り添う事が出来たらと常に思って活動しています。(文責 高橋)