遠隔操作ロボット(BEAM )と恐竜展を見に行きました。
患者家族への支援
2020.06.01
コロナの蔓延により活動、特に病棟内活動が全くできなくなりました。入院中の子どもたちにも生活制限がさらに加わり、実に辛い毎日を送っていることでしょう。またご家族にも面会制限があったり、コロナに感染したらどうしようと、その不安は軽減すらできないでいます。
そこで、子どもたちやご家族に少しでも楽しい時間、病院の外の世界とのつながりの機会を作れないものかと、BEAMという遠隔操作ロボットを購入いたしました。そして6月にようやく千葉大の子どもたちを国立科学博物館での恐竜展見学に連れ出すことができました。病棟内で子どもたちがパソコン操作をし、上野に持って行ったBEAMを動かすのです。とても楽しかったようで、専門家に愉快な質問が出たり、パソコン操作自体にも関心を持ち、とてもいい一日を過ごすことができました。写真はそのBEAMです。自分でパワーステーションに戻って充電ができます。