2月13日 千葉県こども病院 バレンタインデーのチョコ作り
患者家族への支援
2020.02.13
今年も恒例、バレンタインデーのチョコレートを作りました。
お母さんたちと栄養科スタッフがチョコレートを刻んで溶かしたあと、子どもたちはチョコレートを小さなカップに慎重に入れていきます。
ミルク、ストロベリー、ホワイトチョコレートのうち、どのチョコを選んでカップに入れようかと迷っている子やお母さんと一緒にチョコを作ることがうれしくてはしゃぐ子どもたちの微笑ましい様子を見てお母さんたちも嬉しそうです。 白血球が少なくお部屋から出られない子も朝から楽しみに待っていて、エプロン、三角巾を着けてお母さんと一緒に作りました。今日退院予定の子もみんなでチョコレート作りをしてから退院していきました。
カラフルなトッピングをして出来上がったチョコは、1個だけ食べて残りをプレゼントするために、両親、きょうだい、おじいちゃん、おばあちゃんの顔を思い浮かべながら袋に入れました。もちろん、子どもたちから担当医師にもメッセージ付きのチョコをプレゼントしました。最高においしいチョコレートでしょうね!
入院中に活動できる範囲は病棟内となり外泊中も外出はできず、食べ物、遊びなどすべてが制限された生活になります。
そんな中で、チョコレート作りのような家族や仲間と一緒にできる行事、何より食べ物を作る行事は大きな楽しみでみんなが笑顔になります。
そして、病棟に来られない家族にもチョコと一緒に楽しい気持ちが届いたと思います。
(文責 中島)