千葉県こども病院 ひなまつり
患者家族への支援
2019.03.07
病院内の改修工事が2月中旬から始まり、感染しやすい子どもたちが工事のちりやほこりの影響を受けないように日中は自室内で過ごす期間が続いています。
残念ながら予定していたひなまつり行事もできなくなってしまったため、病棟外の広い部屋で遊びとおやつバイキングをしました。
おやつバイキングは「食育」のひとつとして、選ぶ楽しさに加えて普段食べているお菓子のカロリーや塩分・脂質などを考えながら選ぶ目的で行っています。
いつものように栄養科スタッフがいろいろなお菓子を並べて金額に見立てたカロリーを表示し、子どもたちは自分のおやつのカロリー分(80~120カロリー)の金額を持って好きなおやつを選びます。毎回甘いお菓子より、しょっぱい系のお菓子の人気が高く、今回もガリガリ君やおせんべいがダントツ人気でした!
そしてひなまつり恒例になったお内裏様とお雛様の写真撮影です。
小中学生は恥ずかしがって撮らなかった子もいますが・・・お母さんやスタッフと一緒に楽しく撮りました。
感染症が流行っている冬や今回のような工事の関係で長期に部屋から出られない日が続くと、子どもたちは欲求不満で機嫌が悪くなり、便秘や筋力低下で転びやすくなるなど治療にも影響が出てきます。
狭い部屋から解放されて嬉しそうにはしゃぎ回る子どもたちはとても生き生きしていました。これからもできるだけ運動できる機会を作っていこうと思います。
(文責 中島)