5月31日 千葉大学医学部付属病院小児科 人形劇
患者家族への支援
2019.05.31
千葉大学医学部付属病院小児科に行ってきました。
学童保育支援活動を40年以上も継続している「豆の木」の皆さんと一緒に、頑張って治療に向かっている子どもたちに楽しいひとときをプレゼントしたのです。今回は「豆の木」の中の人形劇グループ「ニッキ」による本の読み聞かせ・ペープサート、そして人形劇です。
今回の参加者は少数でしたが、子どもたちだけでなく、一緒に参加した大人たちも話の中に吸い込まれているかのような表情で楽しんでいました。
治療は本当に辛いことが多く、中でも、子どもたちにとって何よりも辛いのが、それまでの生活とは全く違う毎日を送らなければならないことです。治療中は免疫力が低下し、そのために長期間、入院生活をしなければならず、友達や家族とも会う機会が極端に減ります。いつもだったら普通にしていたこと、学校は勿論、スーパーでの買い物、遊園地や動物園、人が集まる所には行けません。このような隔離生活が、心身ともに成長発達している過程にある子ども達に及ぼす影響をできる限り軽減しようと、ミルフィーユでは千葉県内の各治療施設を訪問しています。日常生活が非日常となっている入院生活に日常性を少しでも取り戻せればという願いからです。
(文責 井上)