9月18日 千葉県こども病院 第150回記念のアニマルセラピー
患者家族への支援
2019.10.26
4東病棟で行っているアニマルセラピーは2005年6月15日から始まり、9月で150回の節目を迎えました。
2015年1月の100回記念では、くす玉が割れないまま落ちてしまったので、今回再チャレンジをしようと、ずいぶん前から子どもたちやお母さんたちと作ってきました。
なのに、なんと、本番ではひもを引っ張った時にひもが切れて開かなかったのです。残念!
でも、病棟の外の広いお部屋でワンちゃんたちとのゲームで大いに楽しみました。
借り物競争は速さで競わず、既定の時間に近い子が優勝するというルールや、借りるときのボランティアとのコミュニケーション、多くの人に注目されながらのゲームは、楽しむ、癒される以上に子どもたちの自尊心を育てる一助になっていると思いました。
ミルフィーユの力だけでは、子どもたちにこんなに大きな喜びを届けることはできません。
多くのボランティアの力が子どもたちの闘病生活を明るくし、退院後の生活に良い影響を与えていると実感した時間でした。
初回から14年間もの長い間、訪問日は朝から犬のお手入れをして、どんなお天気の日も、遠くからいらっしゃってくださるボランティアの皆さまにあらためて感謝いたします。 そして、今後も一回一回を大切に積み重ねていきます。
(文責 中島)