10月2日 千葉県こども病院 すしパーティー
患者家族への支援
2019.10.02
治療中の影響で免疫力が下がっている子どもたちは、長期間生ものが食べられません。
だから、子どもたちの食べたいもの一位はお寿司です。
寿司ネタは加熱したエビやかにかま、ツナマヨ、かんぴょうなどですが、念願のお寿司を食べられるとあって、子どもたちは「今日はお寿司だよね」と何度も聞いてきて、準備の段階から興味深々で覗き込んできました。
入院中の子のお父さんがすし職人だったので、お寿司屋さんのように、テーブルで注文して目の前で握ってもらいました。
「店長さん、エビください!」「店長さんじゃないよ。大将だよ!」と子ども同士でツッコミを入れて大笑いしながら、最高の笑顔でお寿司をほうばり、その子どもたちを見つめる家族も嬉しそうで、病棟中が幸せな空気に包まれました。
いつもは食べない子たちがお寿司をペロッと食べたのも嬉しい出来事でした。
食べ物パーティーをすると、こんなマジックが起こるから不思議です!
子どもたちが食べ終わった後は、お母さんたちやスタッフがお寿司をつまみながらにぎやかに話しました。
この時間が、お母さん同士やスタッフとのつながりを深め、ホッと一息ついて、また頑張ろうと思える力になります。
お寿司を握ってくださったお父さん、すしネタを用意してくださった栄養科のみなさま、ありがとうございました。
(文責 中島)