2011年3月6日 MCCF第1回公開シンポジウム 淑徳大学看護学部 大会議室にて開催されました
講演・社会啓発
2011.03.06
第1回公開シンポジウムは大勢の参加者をお迎えし、実りあるものとなりました。
休日にもかかわらず、小児がんを理解しようとお出でくださった参加者の皆様に心からお礼申し上げます。
当日は「小児がんて、どんな病気?」と題して、帝京大学市原総合医療センター小児科の太田節雄先生に小児がん、特に血液腫瘍白血病など血液のがんについてお話しいただきました。講演スライドを掲載しました(PDFファイル)のでご覧下さい。
後半は「小児がんを経験して」というテーマで小児がんを克服した小児がん経験者とそのご家族、そして長年、病棟と外来で小児がん患児や小児がん経験者のケアに携わっておられる千葉県こども病院の外来副師長によるお話をうかがい、その後、会場の皆様とのお話し合いを致しました。
小児がんの治癒率は、成人の場合よりも高く、日本国内では数万人以上の小児がんの長期生存者が存在し,成人期を迎えた小児がん克服者の数は成人の人といわれています。「小児がん経験者の長期フォローアップー集学的アプローチ」 (日本医学館より)
しかしながら世間一般では小児がんに関する理解が旧態依然として、正しく進んでいないのも現実です。私たち特定非営利活動法人「ミルフィーユ小児がんフロンティアーズ」は、社会に広く小児がんを理解していただくために、これから年1回毎年
の予定で、小児がんに関する勉強会を開催し、一人でも多くの方々に「小児がん」を知っていただけますよう願っております。