2013年5月31日 幕張総合高校看護科での講演
講演・社会啓発
2013.05.13
幕張総合高校の看護科の学生さんに、入院中の親の気持ちとミルフィーユの活動についてお話ししてきました。
幕張総合高校の看護科は、高校生として3年間学習し、卒業後そのまま専攻科(2年間)に進み、5年修了時に看護師国家試験受験資格が得られるようになっています。
講演は、一年おきに4・5年生を対象に行っており、2回目の講演です
親として入院中に経験した不安や混乱した気持ち、他の人にはわかってもらえないという気持ち、看護師さんに望むことなどをお話ししました。
それに加えて、ハゼつり大会や病棟行事など、ミルフィーユの活動も紹介しました。
入院中の子どもや親だけでなく、医師や看護師が病棟の行事でサンタクロースになったり、お化け屋敷ではお化けになって楽しそうに参加している姿をみて、学生さんたちはびっくり。
お化けの中には、卒業生の先輩看護師さんがいると聞いて、二度びっくり。
そして、アニマルセラピーで、ワンちゃんと触れ合う子どもたちの笑顔に思わずにっこりでした。
7月から小児科実習が始まる前とあってみなさん真剣でしたが、午後の気持ち良い時間に、睡魔に負けてしまう学生さんも出てきました。そんな時は、学生さんにマイクを向けて、意見や感想を聞くと、突然の質問にも自分のこととして考えながら答えてくれました。
今回お話ししたことで、小児科病棟に親しみを感じて、子どもたちや親と心が通う実習になることを願っています。
将来、幕張総合の学生さんの中から、小児がんの知識を深め、子どもたちの将来のために看護してくださる方が出てくるとうれしいですね!