2014年2月15日 国際小児がんデーの集い
講演・社会啓発
2014.02.15
海外では毎年行われているこの集いを、国内初めて、千葉で開きました。公益財団法人「がんの子どもを守る会」との共催です。
前日からの大雪、そして当日の朝方までは大雨と強風という大荒れの状況にもかかわらず、大勢の皆さんがお集まりくださって、開催するころには青空さえ見えました。
看護を学んでいる大勢の学生さん、そして国際交流ソサエティ、アジア文化交流会、海外青年協力隊を育てる会など様々な立場の方々が、風船にヘリウムガスを入れ、メッセ-ジカードを付け糸に結び付ける作業を、寒い中、頑張ってくださいました。そして千葉市長や医師や看護師の皆さん、小児がん経験者やそのご家族、偶然、花の美術館にお出でになった方々、それからいつも入院中の子どもたちを励ましに来てくれるワンちゃんとその飼い主の方々など、それぞれが手に持った風船を一斉に空高くとばしました。
先進諸国では小児がん治癒率が種類によっては90%を超えるようになった一方で、開発途上国では、治癒どころか治療施設が無かったり、薬剤もない、それ以前に診断もつかないという現状があるため、「世界中、どこででも最新、最高の小児がん治療が受けられるように」という願いがメッセージカードにはかかれています。そして裏面には、小児がんの初期症状が示され、少しでも早く病気の発見に役立てようという意図も込められています。
一人でも多くの方が、メッセージをお読みくださることを願っています。