長い入院生活を送った男の子が作文を書いてくれました
ミルフィーユ通信
2018.01.05
長い入院生活の中で治療の苦しさ・辛さと闘いながらも、院内学級で勉強も始めた男の子が、1年間を振り返って思い出となったことを作文にしました。一番の思い出は昨年のクリスマスパーティーだったそうです。長い隔離生活を送らなければならない子どもたちですが、それでも彼らの体と心は成長・発達を続けています。病気をしなかったら当然、経験している周囲との関わり、学校や幼稚園での友達作りなど、十分ではありません。普通の生活では日常的なことが、入院生活では非日常的となってしまい、退院後の生活に大きく影響することもあります。それを少しでも軽減しようと、ミルフィーユではいろいろなことを病棟に持ち込んでいますが、クリスマスパーティーもその一つです。当日はドクターやナースの協力の下、チキンの丸焼きやケーキを皆で作ったりして一日楽しい時間を過ごします。この作文を書いた男の子もそれがとても良い思い出になったようで、そう思ってもらえることが、私たちの活動の原動力ともなっています。